Web通帳でYMSビザの資金証明をやってみた【2024】

イギリス生活Tips

こんにちは!Kaitoです。
今回は、YMSビザで躓きやすい「資金証明」について、私がどうやってクリアしたかをお伝えします。

そもそも資金証明とは

イギリスのYMSビザを取得する際、「私これだけお金持ってますよ。だからイギリスに行ってもすぐお金が無くなって路頭に迷うこともないし、迷惑はかけませんよ」ということを証明するために、銀行口座に入っている資金を証明できる書類をビザ申請時に提出し、審査官に証明してもらうものです。

Web通帳を使った資金証明は可能なのか?

資金証明の方法はいくつかあり、紙の通帳とその翻訳書類を使った方法が一番確実です。
ですが、今時の若者が紙の通帳を大切に持っていること、日本だとまずないと思うんですよね。
私もその一人で、紙の通帳は持っていません。

調べてみてもあまりWeb通帳での資金証明の方法や結果が出てこなかったので、もういい、ぶっつけ本番でやってみようということで、自分なりに考えてトライしてみました。

結果、無事ビザの審査に合格しました。

結果として私が提出したのは、①Web通帳のPDF+②Web通帳のPDFの翻訳+③翻訳証明書+④英文残高証明書の4点でした。順に説明します。

①Web通帳のPDF

私は三井住友銀行のWeb通帳サービスに登録しています。
三井住友銀行のWeb通帳は、通帳の明細画面をPDFで出力できますので、こちらをそのまま利用しました(特に加工などはしていません)。

②Web通帳のPDFの翻訳

Web通帳を英語で出力できないか試しましたが、三井住友銀行の場合はできなかったので、おとなしく日本語で出力して翻訳業者に翻訳を依頼しました。
翻訳業者はワーホリネットさんを利用しました。Web通帳の翻訳といった項目はなかったのですが、紙の通帳の翻訳と同じ扱いで3,300円で翻訳していただきました。

③翻訳証明書

基本的にビザ取得のための翻訳サービスなら問題ないと思うのですが、翻訳した方のサインが入った証明書が必要になります。こちらは②の料金内に含まれていて、特別な依頼をしなくても発行してもらえます。

④英文残高証明書

Web通帳は紙の通帳と異なり、データの改ざんなどができてしまうとのことで、銀行から英文残高証明書を発行して提出する必要があります。

英文残高証明書というとなんだか難しそうですが、三井住友銀行の場合はネットで発行の依頼ができますし、銀行の窓口で「英文残高証明書の発行がしたいです」と伝えれば普通に手続きしてくれます。私は窓口で手続きしましたが、5分ほどで手続きは終了しました。窓口の場合印鑑が必要なので注意です。

資金証明のスケジュール

資金証明の際に気にしなければいけないのが、ビザの申請日に対してのスケジュールです。

私は①の通帳の照会期間が4月22日~5月22日、②の翻訳依頼日+④の英文残高証明書の発行依頼日が5月22日、ビザ申請+料金の支払い日が6月1日、ビザセンターの来館が6月4日でした。

私の場合はかなり詰まったスケジュールで申請したので問題なかったですが、照会期間とビザ申請日が離れてしまいそうな場合は注意が必要です。

残高証明でつまづきかけたところ

ビザのオンライン申請時の残高証明の項目選択

ビザのオンライン申請時、資金証明をどの書類で行うか?を選択する必要があります。
私と同じような方法で申請する場合は、最初に「英文残高証明書」を選択し、次の「別の資金証明の書類を追加するか?」のページでYesを選択、「紙の通帳」を選択すればOKです。

銀行の支店名のスペルが、翻訳業者の翻訳と英文残高証明書で異なる

これは珍しいパターンだと思うのですが、私の三井住友銀行の最寄りの支店名がヘボン式ローマ字と非ヘボン式ローマ字で表記が異なってしまう、という支店名でした。そのため、三井住友銀行の発行した英文残高証明書に記載の支店名のスペルと、翻訳業者が翻訳した支店名のスペルが異なっている、という事態が発生しました。

結論から言うとビザ審査にあたって問題はなく、資金証明はパスポートや申請書と資金証明書類の氏名が一致していて、銀行名の存在確認ができれば大丈夫でした。

まとめ:資金証明はWeb通帳で問題なくできる

他の銀行ではどうかわかりませんが、少なくとも三井住友銀行のWeb通帳で資金証明することは可能でした。英文残高証明書については不要説もありますが、本来の資金証明のルールを考慮すると必要だと思いますので、大した手間もお金もかからないので取得して提出することをおすすめします。

皆様の資金証明が無事に合格することを祈っています。

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