【比較】海外生活で使うクレジットカードはどれが一番お得か?【2024】

イギリス生活Tips

こんにちは!Kaitoです。
今回は「海外生活で日本発行のクレジットカードを使う場合のコストシミュレーション」をした上で、最もお得なクレジットカードを探していきます。

前回のまとめ:おそらく三井住友 プラチナプリファードが最もお得

前回の記事で探求した結果、三井住友プラチナプリファードがよいのではないかという結論に達しました。探求するにあたっての条件などは前回の記事で記載しているので、併せてご覧ください。

各カード別にコストシミュレーション

では実際に、各カード別のコストシミュレーションをしていきたいと思います。
クレジットカード会社の為替レートは大体悪いので、今回は決済額の0.5%を為替レート損として計算しています。

三井住友 プラチナプリファード

まずは本命、三井住友プラチナプリファードです。

おさらいすると、三井住友プラチナプリファードは外貨決済で合計3%のポイント還元があり、入会で4万ポイント、100万円利用ごとに1万ポイントのポイント還元があります。還元ポイントはVポイントなので、単純に1ポイント=1円として計算できます。

年間利用額を500万円まで、赤色のゾーンがコスト、青色のゾーンがポイント還元になっています。
1年目は入会キャンペーンの存在があるので、基本的にいくら使っても還元率はプラスになります。

外貨決済手数料などを引いたうえでプラスになるのはすごいですね。

2年目は入会ボーナスの恩恵が受けられないので、還元率はガクッと落ちます。それでも年間300万円利用すれば還元率はプラスになりそうで、400万円決済ができれば実質還元率は0.5%ぐらいまで上昇します。

年間利用額が300万円を超えるのであれば、プラチナプリファードはかなり優秀そうですね。
他のカードも見てみましょう。

MileagePlus MUFGカード ゴールドプレステージ

次はMUFGカード ゴールドプレステージ。外貨決済手数料3.85%がどう響くか。こちらも新規入会で合計11,000マイルプレゼントキャンペーンを行っています。そんなに条件もきつくないので、達成できるとして試算します。

マイルで還元を受けられるカードで気をつけなければならないのが、1マイルの価値=1円ではないことです。航空会社や時期などによって変動しますが、一般的にマイレージプラスの価値は1マイル=3円程なので、今回はそのレートで計算します。

1年目は入会ボーナスもあり健闘している印象です。200万円決済ぐらいまでなら実質還元率1%ぐらいで運用できそう。WISEなどのマルチカレンシーデビットと共存させるならちょうどいいボーダーラインかもしれません。

2年目は入会ボーナスがなくなるのでやっぱり難しい戦いです。基本的に実質還元率がプラスになることはないと思っていいですね。
100万円決済までならプラチナプリファードよりも有利になります。

還元率だけ見たらいいところはあまりないですが、今までマイレージプラスをメインで貯めていたので、それがこのまま使えるのは個人的にメリットが大きいです。

ANAカード(ワイドゴールドカード)

1%還元と控えめな還元率ですが、ANAマイルは使い方によって価値がかなり変わります。
入会or継続で2000マイルもらえるキャンペーンをやっているので、1年目も2年目も還元率に差はありません。

国内線の航空券購入の基本レートは1マイル=2円ほどとなりますので、実質還元率は基本的にマイナスです。これならゴールドプレステージの方がまだまし。

ところが、国際線の航空券購入であれば1マイル=7円ほどの価値に上昇します。国際線の航空券購入に振り切る場合、今回検討したどのカードよりも還元率が高くなります(そりゃそうだ)。基本的にいくら使っても還元率は変わらないので、年間決済額を気にしなくていいのもいいポイント。

毎年貰えるボーナスマイルが2000マイル=14,000円換算と考えると、実質1,400円しか維持コストもかかりません。

国内で利用する場合は、大した優待もなければ投信積立でのポイント還元もないのであまり選ばれなくなったワイドゴールドVISAですが、海外で生活するときはまだ使えそうです。

PayPayカード ゴールド

ここまで記事を読み進めてこられた方はお気づきだと思いますが、こうなってくるとPayPayカードゴールドには勝ち目がありません。実質還元率はどう頑張ってもマイナスになりますし、これといったメリットもありません。

まとめ:国際線飛行機移動を多用するならANAワイドゴールド、しないならプラチナプリファード

ANAカード ワイドゴールドは、国際線でマイルを利用する前提ならかなり良い実質還元率で運用できるクレジットカードですが、逆に、国際線を利用することがなく、お金と同じような感覚でポイントを運用したいならプラチナプリファードの方が扱いやすく還元率もよい、という結果になりました。

個人的には日本⇔イギリス間のフライトや、スターアライアンスが多く就航しているヨーロッパ圏内に色々足を運ぼうと考えていますので、ANAカード ワイドゴールドはいい選択肢になりそうです。ANAマイルは有効期限があるのがネックですが、日本とヨーロッパ間のフライトで利用できるなら国際線の条件もクリアできますし、結構いいんじゃないかと思っています。

プラチナプリファードはVポイントなので、利用方法は結構限られそうですが、いい選択肢には変わりありません。

またアップデートがあればお知らせします。ありがとうございました。

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